使い勝手とは-ユーザビリティの本質

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先日、日経ビジネスに任天堂の岩田社長のコメントが掲載されていました。

「僕らは基本的に役に立たないモノを作ってきた。
役に立たないモノに対して、人は我慢をしません。
説明書は読まない。わからなければ、全部作り手のせい。
その厳しさに鍛えられてきたのです。

だから、他のソフトウエアの業種の人と、
ゲームソフトを作っている人の間には、すごい地力の差がある。

特に「システム屋のソフト」とは、「使い勝手」について、
比較にならないくらい大きな強みがあると思っています。

僕らはその自分達の持つ強みを、ちょっと前にやっと自覚した。

DSやWiiによって、別の世界との垣根が低くなるにつれ、ここって
強みを発揮出来る場所だったのか、って。」

-岩田 聡 任天堂 代表取締役社長-

さて、Webも結局の所、私は実は同じだと思っています。

例えば管理機能。

管理機能にこちゃこちゃ細かい説明が書いてあったり、
読まないと使いこなせないようなものは、
基本的にNGだと私は考えています。
(なので、楽天のRMSの説明ビデオ全3巻には最初びっくりしました)

残念ながら、まだまだ十分な高みには至っておらず、
場合によっては濃淡があったりします。

我々はゲーム屋でも、ただのシステム屋でもありませんが、
しかし、方向としては間違っていない、という事を改めて感じました。

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