怒られるのは若者の特権-うらやますい

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私が会社に入り立ての頃は、リアルに人一倍出来が悪かったため、ぶっちぎり一人旅状態で良く上司に怒られました。小学校の頃の通信簿に「田中君は元気があってとても良いのですが、落ち着きが無く人の話を聞いていません」と良く書かれたものですが、三つ子の魂百まで、の通り、未だにスタッフから「田中さん、話聞いてます?」と良く怒られます。もしかして一生治らないかも知れず、最近は少し悟りの境地に近い心境です。

そんな私なので、学校から会社まで、当然良く怒られた訳ですが、怒られるというのは実は若さ故の「特権」だ、という事に、トシをくってから気付くようになりました。

当たり前ですが、「大人」になってくると、当たり前の事が当たり前に出来る、というのは当たり前で、それ以上、どこまできちんとやれるかが勝負になってきます。なので、当たり前のことが出来ない大人に世間の風は冷たいです。

弊社の場合、職位、というか、ヒエラルキー(階層構造)が無い、フラットな組織(というか文化)になっています。社内ではお互い「本山さん「村石君」「ご主人様」と呼んでいます(ご主人様は嘘です。念のため・・・)。このため、相互に同等という意識が強いのですが、やはり若い人は育てねば、育てるつもりで育てられ、という形なのですが、トシを取るとなかなか若者を指導するようなノリではいきません。

私も昔は「いや~、世の中の事よくわかってないハナ垂れ小僧なもんですから、あはは」と、自虐ネタで笑いを取りつつ、ヘマをカバーしていたのですが、さすがに最近はそれを言うと「あははじゃねねーよお前はトシ考えろしばくぞ」的な雰囲気を醸される事も増えてきたため、このセリフはやむを得ず封印しました(ある意味遅過ぎですが)。

なので、若い人は怒られても、若さ故の特権である、という事で、前向きに考えてください。期待しているからこそ、注意もするし、怒るのです。「無関心」こそが、一番危険なシグナルです。今のうちですよ。大事な肥やしに絶対になります。ホント、トシ食うと注意される機会減りますから。しかし私もいい加減減って欲しいのですが・・・もうこれ以上肥やし増えるとメタボになる・・・

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