ホリエモンと社会正義と。

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ビジネス雑感

既にご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、ホリエモンこと、堀江貴文・ライブドア元社長がブログを開設したそうです。

また、日経IT proに、堀江さんのインタビューが掲載されています。

実は私は堀江さんとは昔少しだけおつきあいがありました。ちょうど上場前後の時代で、社名もオンザエッヂの頃です。もっとも少しだけだったので、もうご本人は覚えていらっしゃらないと思います。

これらの記事の中に、「ライブドアは元々技術の会社だが、そうは世間は見ていない」と言う趣旨の内容がありますが、まさにその通りだと思います。私の知っているライブドアは、間違いなく「技術の会社」で、今は知らないのですが、平松社長が社長に就任するまで、社内には優秀なエンジニアが沢山いました。業界でもトップクラスの、技術陣の層の厚い会社だったように思います。

同業の社長さん達と飲み会でご一緒させてもらったりもしましたが、あの頃まさかライブドアになり、フジテレビに買収を仕掛ける、というのは、おそらく当時は誰も(もしかして当人も?)夢想だにしていなかったと思います。しかし、当時から四半期毎に人事考課を徹底させたり、通常ではあり得ない様な速度で上場準備をしたり、お客さんと打ち合わせに言った翌日にデモサイトを立ち上げてプレゼンしたりと、経営速度は尋常じゃなく速かった印象があります。その速度は、私にとっても、一つの目標値でもありました(実際ははるかに及びませんが・・・)。

ちまたで見聞きしている話しだと「ライブドアと比較して、日興コーディアルグループの方がかなり悪質なのにもかかわらず、どうしてこんなに罪が軽いのか?」という意見もあるようです。私は具体的に粉飾決算について争っているらしい、という事以外、詳しい事は分かっていないのですが、おそらく相当厳しい状況なのだろうと思います。

私がしのごの言ってもどうなる類の話しではありませんし、既に堀江氏は業界の第一線にいるわけでもありませんが、今も業界の枠を超えて(むしろ「社会現象」に近い)いろんな意味で大きな影響力を持つ人だなぁ、と思います。


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