日経ビジネス

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ビジネス雑感

私は実は日経ビジネスをかなり昔から読んでいます。元々は前にいた会社で、役員席の隣の書棚にポンと入ってるのを見たのがきっかけです。恐らく23,24歳頃だったと思います。これは結構おもしろな、と思い、それからたまに借りてはつらつらと読むようになりました。今考えると、若造が日経ビジネス、というのも少し「おませ」な、奇妙な取り合わせだったかも知れません。

その後、今の会社を立ち上げて、2、3年は購読していませんでした。本当は読みたかったのですが、当時定期購読するカネも無かったためです(笑 ホントです)。しかも首都圏と違い、地方は本屋に日経ビジネスが置いてないので、立ち読みも出来ませんでした。それでまた定期購読出来るようになり、今に至っています。という事は実は日経ビジネスとはかなり古いつきあい、という事になります。

日経ビジネスはビジネス系雑誌では一番売れているそうですが、数年前に日経ビジネス Associe(アソシエ)という30代を中心とした若手向けの雑誌も新たに発行されました。そちらは全く読んでいません。同じく日経ベンチャーに至っては、全く読んだことがありません。

年代的には本当はそちらの方が読者層としては近いはずなのですが、なぜかあまり読む気になれず、真面目に目を通したことはありません。そちらの方は、やはり若手を意識しているだけ合って、「手帳の使い方」だの、「英会話をマスターする」だの「エスキモーに冷蔵庫を売る交渉術」だの(それは無いですね・・・)具体的なノウハウのお話が多いのですが、手帳の使い方は自分で試行錯誤すれば、一番良い方法に修練しますし、英会話を勉強したければ、NHKの教材で十分じゃないかと思ったりもします。エスキモーの事はわかりません。暖房器具を売るなら自信があります。

という事を考えると、おそらく自分的には、そういうノウハウ系のコンテンツにはあまり関心が無く、むしろ「人がその時どう考え、決断したのか」という、より本質的と思われる事や、時事を詳しく解説している記事の方が関心があるのかも知れませんね。

確かに私は昔から年上や、年配の人の話を聞くのが、実はかなり大好きで、日経ビジネス中でも、特に「人」系の記事が大好きで、「有言無訓」「ひと劇場」とかは欠かさず読んでいます。年に数冊、特に気に入ったクオリティの高い特集や、小さくても良いと思った記事のある号は、捨てずにそのまま取っています。

以前友人が日経ビジネスに写真が出ていたので、あれ、どうしたの、と聞いたら、ちょっとした裏話も聞けておもしろかったです(笑)。

何となくなのですが、日経BP社は日経新聞社グループの中では子会社的な位置づけですが、しばしば紙面より掘り下げた、「そこそこ過激な」記事が多いような気がしています。「周辺国」の方が、自由にモノを書きやすい、というのも、もしかしてあるのかも知れませんね。

という事で、私は結構「日経ビジネス」が好きで、ここまで読んでいると、恐らく一生目を通していく雑誌になるかも知れません。ただし、日経シリーズものばかり読んでいると、脳が日経一色になってしまうので、たまには違うモノも読まないとこれはこれでまずいよな、とも思っています。

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