スーパーの肉売り場に見るイノベーションとは

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ビジネス雑感

近所の食品スーパーに良く買い物に行くのですが、そこの売り場に行くと「またいつものマンネリ売り場なんだろうなぁ・・・」と思ってしまいます。というのも、基本的に売っているものが、何一つ変わらないからです。


例えば肉売り場に行くと、鶏肉と言うと、「知床鶏」「阿波地鶏」「普通の鳥」この三種類ポッキリです。もう何年も変わりません。朝行っても知床鶏、夜行っても知床鶏、雨が降っても知床鶏、オバマが勝っても麻生総理が失言してもとにかく知床鶏です。

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つまり、毎日毎日単に同じお肉を並べている訳で、いわばイノベーションのかけらもない売り場なのです。違う鶏肉を買いたい時、それはお店を買えるしか方法がありません。ま、変えればいいんですが・・・。魚コーナーも基本的に同じで、たまに気が利いたイベントと言えばマグロ解体ショーというこれまたいかにも安易な企画です。しかもそれすら今年初めて開催したくらいです。

日経MJとかでも良く「値段と品質にシビアになった顧客さんをどう振り向かせたらええんかのう、ホンマ難しいわ」みたいな記事が掲載されていますが、近所のスーパーを見ていると、そんなに難しい事ですかね、それ以前に、そもそも何年もひたすら同じ鶏肉並べておいてお客さまに満足してください、と考える方がどうかしているんじゃないですか、と思ったりしているのですが、当然お店にそんなクレーム?を言ったところでどうにかなる訳でもなく、またそこまでの強い義務感も無く、ま、品物変えるにはお店を変えるのが一番カンタンだよね、と言って違うお店に行かれてしまう売上の機会損失というのは実は相当高いんじゃないかなぁ、とかいつも余計な事を考えながらスーパーで買い物をしている私です。

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