自分を使って成果を上げるか、人を使って成果を上げるか。

スポンサーリンク
ビジネス雑感

経営者、又は管理職というのは、人を使って「成果」を上げるのがお仕事です。よく言われることですが、管理する事それ自体は手段であって、目的ではありません。なので管理出来ていても、成果が上がらなければ全く意味がありません(たまにごっちゃにする人っていますよね)。

なので、経営者は自分で成果を出してもちっとも偉くありません。むしろそれどころか、「何作業に逃げ込んでんねん。もっと全体に目配せしいや」と突っ込まれるのがオチです。

他方スタッフ、いや職人と言った方がいいかもしれません、あるいは今風にかっけー感じで言うとプロフェッショナルというのは、自分を使って成果を上げるお仕事です。大前提として良いものを-限られた時間の中で-自分で作れるかどうかが大事です。

そしてこの限られた時間の中で、という条件は、決定的に大事な意味を持っています。なぜなら時間さけかければ、どんなアンポンタンでもそれなりの質まで持って行けることが出来るからです。ところが、大人の世界では時間は無尽蔵にはありません。「時間切れ」という冷酷な現実が控えています。

会社を興して12年になりますが(現実的には2年間は個人ですが)、この境界線というのは、いつも意識させられます。経営すればするほど、この人を使って、と自分を使って、という間には大きな「谷」が横たわっているなと感じます。

昔使われる側として学び、今、使う側として学ぶ。私としては、「使う側」というよりは、「生かされている側」という気持ちの方が強いのですが。

年齢的にはもう40代になってしまい、人生折り返し地点までは間違いなく来ていますが、諸先輩から見れば全然「洟垂れ小僧」です。この年になって自分で「いや~、はな垂れっすわ。あはは」と言っているとドつかれそうですが、毎日修行に精を出しています。


あ、オチなくてすいません。というあたりがはな垂れっすが、気に入ったら押してやってつかーさい→にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました