北海道新聞社さまの「自動継続課金」(auto renew subscription)対応・iPhone、iPadアプリ・リリースよもやま話(1)

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これまた既にお時間が経ってしまって恐縮なのですが、北海道新聞社さまのiPhone、iPad両方に対応したアプリ「北海道新聞NEWS&SPORTS」をリリースさせて頂きました。

今回の開発に当たっては、国内でも極めてレアな、「自動継続課金」にて構築を行いました。Appl<自主規制につき。。>もあり、これがまた想定外の連続で、関係者一同、内蔵えぐれるくらい大変だったのですが・・・北海道新聞社様の多大なるご理解も頂きながら、どうにかリリースする事が出来ました。皆様には改めて深く御礼を申し上げます。

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iPhoneのキャプチャ

「自動継続課金」(auto renew subscription)とは、Appleが2月にリリースしたばかりの新しいアプリの課金方法です。

カンタンに言いますと、今までは必ず1本いくら、というような売り切りでアプリを販売するしか方法がありませんでした。例えば1本300円でずっと使えるとか、1800円で半年間使えますよ、とかですね(かなりはしょってます)。期限が切れるとパスワードを入れ直さないとならない等、継続利用の時の手続きはちょっと面倒だったわけです。キャリアの携帯公式サイトのように、毎月自動的に引き落とされる、という自動課金が出来ませんでした。


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iPadのキャプチャ

ところが、この「自動継続課金」(auto renew subscription)は、それが出来るようになる課金モデルなのです。携帯キャリアの公式サイトと同じようなモデルがApp Storeでもやれる、というところが大変魅力的です。コンテンツの有料課金でご飯を食べている人達から見ると待望の課金モデルなわけです。

しかし、なにしろつい最近まで(先々月くらいまで)国内ではiPhone、iPadとも事例0件。国外でもアメリカでThe Nyronとか、4社しか事例がありません(うち1社は日本では買えません)。しかも全てiPadのみのアプリです。

NYLON Magazine iPad Edition

国内でも把握している範囲でまだ3件しかありません。

「北海道新聞NEWS&SPORTS」は国内で4例目で、しかもiPhone、iPad両方に対応したアプリとしては事実上(多分)国内初めての構築事例という事になるかと思います。

何しろ開発当時(と言ってもつい2ヶ月位前なのですが・・・)は、開発事例が他になく、仕様も不明点が多く、Apple側の<自主規制です。。>で、正直ホントに、非常に苦労をしました。それだけにリリース時はまじめにちょっと涙腺緩んでしまいました。。

だいぶ長くなってしまいましたのでそのうちまたご紹介させていただければ幸いです。

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