二世はオーナー経営者より楽?という神話

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ビジネス雑感

先日このブログでNHK プロフェッショナル 仕事の流儀で星野リゾート社長の回がおもしろかったという話を書きました。

で、先日雑誌を見ていたら、またしても偶然?星野社長の記事を見かけました。

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テレビ番組では当たり前ですが、何でもかんでも伝える事は出来ません。放送時間が限られており、ダイジェストに、わかりやすく切りとらざるを得ないのはメディアの宿命でもあります。

こちらの雑誌では、番組では全く触れられてなかった二世としての星野社長(と言っても、ユニクロの柳井社長さんと同じで、今のような大きな規模に成長させたのは実質星野社長さんだとは思いますが)のファミリー一族としての固有の難題や、父との抜き差しならない確執で一度退職したこと、それらをどう乗り切ってきたのか、という事が書かれていました。
(NHKで放送されたのは、主に会社に復職してから以降の苦難をどう乗り切ってきたかというお話です。そう、苦難とは常に続くものなのです)

いつも思うのですが、私はファンになると結構あちこちあさるので、いろんなメディアのソースで見ると、更に多面的にその人のことを見ることが出来ておもしろいなと思います。

一般的に言うと二世というのはお気楽人生っぽく周りから言われることが多いですが、実際は大変な事が多いなと思います。私も昔、そういうケースをいくつか見て来ましたが、同じ成果を上げても、あいつは息子だからとか身内だから、と「逆ひいき目」で見られますし、既にいる番頭さん(得てしてなかなか言うことを聞いてくれない)の扱いも面倒です。

そういう意味では、何の気遣いも不要な創業社長の方が、逆によっぽどラクかも知れません。二世は二世というだけで、いろんなものを余計に背負っています。勿論その代わり既にビジネス基盤が出来ている等のアドバンテージもある訳ですが、ちまたで言う程「ラクな稼業」では全くないように思います。

それに負けないためには、結局のところ、「結果」を出すしか無いわけですね。その点は創業者であろうが後継者であろうが同じです。私もがんばります。

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