名刺を100枚集める新人と根性無しの私

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先日、田町駅を出たところで「すいません、ちょっと宜しいでしょうか」と若い人が声を掛けてきました。かなり若い女性です。

 

多分新入社員名刺100枚集め訓練か、謎のアンケート系かどっちかだろうな、と思ったら、案の定前者でした。

 

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まあ都内ではよく見かける季節の風物詩ですね。何となく気が向いたというか、可哀想だったので、名刺交換をしてあげたのですが、CMでしばしば見かける、某有名賃貸系不動産会社の社員さんでした。

 

名刺を見て「あ、社長さんなんですか」と言われてやっぱそういう風には見えないよな、と世間の評価を突然かつ一方的に突きつけられ、テンションがやや下がったのは言うまでもありません(まあ、実際社長風に見られたこと一度もないですけど)

 

実は私はこの新卒の名刺訓練ですが、やったこともなければ遭遇したこともありません。今回初めて生で実物(って何)を見ました。

 

こういのって、まあ、なんて言うんでしょう、きっと効果がどうのこうのというより、まずやりなさい、っていう社会人として「洗礼」みたいなものなんだろうな、と思います。

 

新卒の人があちこち不慣れな様子で声を掛けてみる様子を見て、そういえば、ちょっと違いますが、自分の事を思い出しました。

 

その昔、30歳で会社(弊社)を立ち上げたばかりの頃、独立してから実は自分は営業経験が皆無な事、そして営業って実はめちゃくちゃ大事なのか!という事に初めて気付いたワケですが(致命傷?)「これはいかん!営業しなくては!よし、自分に根性焼きを入れよう!1週間で100件飛び込み営業、100本ノックだ!」と勇んだものの、奇跡的に飛び込み一件目でWebサイト制作の仕事が取れてしまい、しかもつらかったので、10件やったところで「アホくさ」と言って辞めてしまった根性無しの自分を生暖かく見つめる自分がそこにおりました。

 

うちの若いスタッフを見ていても、今の若い人の方が、若い頃の自分より100倍、いや100は言いすぎかな、7倍くらいはしっかりしているなと思います。

若い人は沢山の可能性があり、あらゆる経験から多くのことを学ぶことが出来ます。

選り好みをせず、機会を生かして欲しいですね。


そうブツブツつぶやきながら、午後2時35分、遅めの昼ご飯でラーメン屋へ消えていったメタボ中年の私でした。

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