むしろ口コミがうさん臭いというお話し

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Web屋の経営





先日、病院に行こうと思い、つらつらと病院系ポータルサイトを見ていました。

すると、面白い事に以下のような傾向があることに気づきました。個人的な見解がかなり含まれていますが、まとめると以下のような形になります。

・若い院長がやっている病院はホームページ(個人的にはWebサイトと書きたいところですが便宜上ホームページと書きます)が充実している。

・しかし変にホームページが充実しているより、ホームページが無い病院の方がかえって今時それでやって行けてるわけなので、歴史が古い病院であればむしろ地域密着でしっかり地元から支持されている可能性があり安心感がある(個人的に逆張りする傾向があるので)。

・口コミが沢山あるからといって良い病院という訳でもなさそう。口コミの多いところは中身をよく見ると「丁寧でした!」「新設でした!」という空っぽコメントが多く、ポイント狙いの口コミのオンパレードが見え見えでかえって胡散臭い(若い院長の病院に多い傾向があるような?)。

・ポータルサイトに掲載されている病院の中には、病院ホームページへのリンクが無い場合があるが、病院名でぐぐると出てくる場合がある。えてしてそういう病院はポータル内検索の下位に表示されているようだが、つまり広告費を払っていないのでポータルからは「とりあえず無料で乗っけてるだけ」というだけで、その病院の能力、評価とは関係が無い可能性がある。

私はポータルサイトのWebシステム開発もしていますが、単にWebシステム開発をするだけではなく、そのビジネスモデルや店子への料金モデルまでコンサルティングまでやっています。

当然広告費を払ってくれる店子ほど、検索結果の上位に出しますし、費用を出さない店子ほど「冷遇」される事になります。これはビジネスですからある意味当然のことだと思いますし、私もそのように提案をします。また、そういう媒体に費用を出して積極的に多くの人に認知してもらおうという経営努力をしている店子ほど評価されるべきだしちゃんとしているのでは?という事も言えると思います。

しかし、グルメサイトはさすがに最近あからさまな書き込みは減ったように思うのですが、病院はいまだにやりたい放題なのか、一見するといかにもサクラっぽい口コミばかり乗ってると、さすがにちょっと引きますね(汗)。Amazonの商品レビューでもfacebookで秘密のグループ作って「商品買ってレビュー書いてくれたらPayPal全額返金します」とやってるところが沢山ありますが、これではそことあまり変わりません。

結局ネットの時代はぐぐればすぐ「絶対的な正解」がでてくるわけではなく、ネットがなかった昔よりはるかに「情報を選別する鑑識眼」が一人一人に問われる時代になった、という事なのかなと思います。大変便利な時代ですが、他方より生きにくい、難しい時代になったのかも知れませんね。頑張ります。

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