先日出張中、少しだけ時間が出来たので(作った?)相国寺承天閣美術館へ息抜きに行きました。
祝!往訪10回目です!!(アホ?)
記念すべき10回目に(厳密に言うと更に3回程来たら休館と言うのが別にありますが(^_^;))特別展「若冲と応挙」も観られて大変良かったです。
まだ全然無名だった四十四歳の若冲が、その才能を相国寺の僧、梅荘顕常に認められて、金閣寺にある大書院障壁画 全五十面の絵を全て任され、無事遂げると言う偉業を成し遂げます。
任すのもそもそもすげい。新しいモノ、実績の無いものを受け入れるのは歴史の厚みと言う懐の深さがあるからでしょう。御法度が、縛りがあるからこそ逆に新しいモノの価値を見極め、バックアップし、イノベーションを巻き起こせる土壌が醸成されます。羨ましい限りです。
五十面全部一度に観られるなんて滅多に無い機会です。応挙も最高でした。
うし、元気出た!戻って仕事だ(^。^)
セットリスト(あえてそう呼びたい)。
1 芭蕉図 梅荘顕常賛
2 群鶏蔬菜図押絵貼屏風 六曲一双
3 鹿苑寺大書院障壁画 重文 五十面 44歳 1759年
4 竹図襖絵 四面 狭屋之間
5 芭蕉叭々鳥図襖 八面 三之間
6 葡萄図襖絵 四面 一之間
7 松鶴図襖絵 八面 二之間
8 菊鶏図襖絵 四面 四之間 北面
9 秋海棠図襖絵 六面 四之間 南面
10 双鶏図張付 二面 四之間 東面
11 葡萄小禽図 一之間
コメント