以前、というか、今もなんだけど、作業員になるな、能動的に考えて仕事をしなさいとよく社内で言っていた。
しかしある日実は出している指示は作業員向けの何をしろというピンポイントな事ばかりなのに気がついた。つまり自ら作業員を大量生産していたわけだ。
しかし他方能力の問題もあるので、一律すべての社員に考えて仕事をしなさいと言うのは無理がある。
そこで原理原則、つまり作業員になるなよと言う旗印は社内で明確にしつつ、個々のスタッフに落とし込むときにはその相手を見てさじ加減を調整するようにした。
ただこの個々人と言うのが難しいところで、できると思って簡素な指示にしたら予想外にできなかったり、その逆もしかりで、正直なところ経営者としてあまりまだよくできていない部分が多々あると思う。
丸投げちっくにしたら、当然のことながら出来る人と出来ない人が出てくる。人を見て指示の出し方を変える、つまり、人によって態度を変える重要性というのは頭では分かっているのだが、今だ未熟なおぢさん（←矛盾）なのでうまく出来ていない。
ただそういう意図を全体で共有し、その趣旨を踏まえた上で指示を出しているという事はとても大事だと思っている。また結果、多少なりとも効果効能の萌芽は見られているのではないかなぁ、とも思っている。少なくとも何も考えていないとでは明らかに違う。
他の社長さんはいかかですか？
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