一部不適切な表現がありましたことをお詫び申し上げます-サツドラ社長のメッセージに思う

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ビジネス雑感

皆さんご存じの通り、最近どこに行っても、マスクが売り切れです。

 

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すると今度は、ティッシュとトレペが売り切れになっています。何事??と思ったらどうやらこの辺が火元?のような。。

 

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唖然・・・。

人々の心理が不安定になると、普段なら信じない事でも比較的あっさりと信じてしまいます。

そして論理的には国内のトイレットペーパーの大部分が国内生産だと分かっている、良識的な人も行動せざるを得なくなります。それが更に拍車をかけ、もはや本当にそうであるかどうかは二の次になります。まさに「悪貨は良貨を駆逐する」状態です。株価にちょっと似てるかもしれませんね。冷静な行動を心がけなくてはなりません。そうしないと、なんちゃって有事が、我々自身の「努力」によって、本物の有事になってしまいます。

そんな中、先日サツドラの富山社長さんのnoteが、大変素晴らしいエントリーをあげていらっしゃいました。サツドラは東証一部上場企業で、地元サッポロを中心にドラッグストアを展開しており、ツルハの次の規模があります。

富山社長さんのnoteはこちら

 

といっても、私の琴線が捉えたのは「トレペいっぱいあるからあわてんなよ!」という部分ではありません。勿論最高経営責任者自らが肉声でそのような記事を書くことはとても大事で、しかも実は結構難しい事だというのは理解しています。私のような吹けば飛ぶような社会的注目度ゼロの経営者であれば、ある程度何を書いても社会はスルーですから何も考えずにホイホイ書けますが(うちのお客様も結構読んでいるようなので気をつけます。。汗)、東証一部上場企業の社長さんともなれば、社会的にも極めてホットイシューについて、「ちょっとでも」何か間違った事を書こうものならすぐにあらゆる角度から火だるま炎上リスクがありますし、株価にも影響が出ます。すると株主総会でつるし上げられる可能性も出てきます。同規模の社長さんなら安全運転第一で「余計な事を書くのはやめとくべ」となるのが普通です。

で、富山社長さんのこの部分のコメントに僕はしびれてしまいました。

最後にお願いですが、本日お店巡回をしていると、ピリピリとされてる中で怒鳴られたり、商品の奪い合いで喧嘩をされてしまうお客さんもいらっしゃると聞いています。お問い合わせの電話もひっきりなしになる中でなかなか十分な対応もできていないのですが、何卒状況をご理解いただきたいのと、従業員も異常な状況の中で頑張っており少々疲れていますので、ぜひ暖かく接して頂ければ幸いです。会社も最大限で商品供給が出来る様に努めます。

 

僕がサツドラのスタッフなら惚れてまうやろ。新卒なら思わずエントリーします。

僕の自宅はツルハもサツドラも両方近くのため、両方とも良く行くのですが、今のご時世、デフォでもモンスターはそれなりにいます。レジ待ちをしていて、ごくたまにですが、前のお客さんがレジ打ちのスタッフさんに横柄な態度を取っているのを見ると、「お前たかだか897円の買い物で何様やねん武漢の病院で監禁したろか」と本当に嫌な気持ちになります(一部不適切な表現がありましたことをお詫び申し上げます)。「お客様は神様です」というのは自分で言う事ではありません。もてなす側がマナーとして言うものなのです。アホな神様は二度と店に来るんじゃねえよ、家で勝手に知恵熱でも出してろ、とお店の代わりに言ってやりたくなります(重ねて一部不適切な表現がありました事をお詫び申し上げます)。

話がやや(いつも通り)脱線しましたが、ある意味こういうプチ非常時に、企業のトップがお客様に直接メッセージを発する。そして身内を気遣うコメントもする。なかなか出来る事ではないと思います。久しぶりなかなか素晴らしいエントリーを読ませていただきました。見習いたいと思います。

 

 

 

 

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