同業他社の悪口について-質の良い業者を見つけるには

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業界というのは広いようで狭いので、意外と同業社のお話というのは他社も知っている事が少なくありません。勿論弊社のようなWeb制作・ホームページ制作・Webシステム開発業界もご多分に漏れません。

弊社は本社が札幌ですが、札幌のような大きな地方都市でも、やはりそれなりに同業のお話というのは(東京のも含めて)聞こえてきます。が、私は同業のおつきあいがかなり乏しい方なので、おのずと流れてくる情報量は他社よりは少ないのではないかと思います。

大体同業他社のお話を聞くルートというのは決まっており、同業者から聞くか、お客様から聞く、という形になります。ほとんどがオフラインで、ネットからルーマーを聞く・ばらまくというのは意外と少ないように思います。まあ、何しろIT業界なので、普通の業界よりはリテラシーが高い人達ですから「ネットは匿名じゃん、何書いても絶対身元ばれないよね」とやって後で内容証明郵便が届くバカッターとは訳が違いますから、話す方も聞く方も逆に警戒して使わないのかも知れません。興味深いですね。

それで、お客様のところに行ったときに、しばしば聞くのが「今おつきあいしている会社の不満」です。

個人的な経験で言うと、まず大声で今つきあってる同業他社の「悪口」を言うお客様というのは、かなり気をつけるようにしています。

といってもこれは別にIT業界に限った事ではないとは思います。「クレームを言うお客様」というのは、潜在的なクレーマーリスクがあり、同じ事を繰り返す可能性があると推察されます。なので、一般的には強い不満を強調するお客様というのは、どこの業界でも警戒される傾向があるのは否めません。面と向かって「お客さん、やばそっすね」とわざわざ言う人は当たり前ですがいません。

以前あった例で言うと、「今つきあいのあるホームページ制作会社、リリースした後、全然更新作業をやってくれないし、返事がどんどん遅くなってまともな応対がなってないんだよ」というので、よく聞くと月1万円で月に3回も4回もあれ直せこれ乗せろと無理筋の注文をしている事が分かり、そりゃ反応も遅くなるよな。。。(汗)。とその同業に同情を禁じ得ませんでした。

なので、発注者側に立った意見を言わせて頂くと、どんなに今つきあってる会社が本当にアホであったとしても、感情的な物言いや、100%相手が悪いかのような言い方は避けた方が良い、という事です。

特に腕の良い、良心的な会社ほどカンの冴えている人が多いので、「あ、ちょっとこのお客様やばいかな」と思われると、角が立たないように逃げられてしまいます。腕の立つ会社は仕事にはあまり困ってな事が多いのですので、結局発注者側が損をしてしまいます。

しかし、勿論こういう筋の悪いWeb制作会社(ホームページ制作会社)やWebシステム開発会社を擁護するわけではありません。

他社に引っ越そうとしたらドメインを人質に取る、WordPressの管理者権限をなんだかんだと理由を付けて渡さない、特別対応という事で根拠のない費用請求をする、Googleアナリティクスのアカウントを紛失したと言い張る等々・・・(ちなみにこれ全部実話)

中には我々受注者側でも腰を抜かすような、こういう、うんこみたいなWeb制作会社(ホームページ制作会社)、Webシステム開発会社がいるのも事実です。

客観的にきちんと事実を伝えて、なので他社に頼みたいんだ、という事を説明すれば、受注者側のホームページ制作会社はきちんと対応してくれると思います。ので、質の良いWeb制作会社(ホームページ制作会社)、Webシステム会社とつきあいたければ、既存のお取引先の「ご説明」はちょっとだけ気をつけると良いと思います。

弊社もよそで「デジファに頼んでいるだけど、あそこうんこみたいなんだよ」と言われないように頑張ります(汗 目標がエラい低いな)


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