ということで、社員研修制度、デジファカレッジの説明

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Web屋の経営

昨日は東京日帰り出張でした。IT業界でもご多分に漏れずに人材難で、なかなか採用が大変です。他業種に比べればまだ恵まれている方かも知れませんが、厳しい事に変わりはありません。

 

そんな中で、最近のトレンドは未経験者採用です。弊社でもここ数年採用ディレクター、アシスタントディレクターを採用の中心に据えていますが、その時大事なのは、「技術的知識・経験」よりも「一般管理能力」「一般処理能力」です。知識は後からつければどうにでもなるからです勿論いらないという意味ではなく、ないよりあるにこしたことはありませんが、無い事が業務遂行上の致命的な障害にはならない、という意味です(勿論ネットも使った事が無いとか、スマホ持ってないとか、パソコン持ってないとかはあれですが。。)。

 

下手な勉強しない経験者より、白紙で何も知らないけど、勉強する未経験者の方が一年もたたないうちに能力が逆転するケースを沢山見てきました。今知っているかどうかが大事なのではなく、どれくらい伸びるかが鼻毛が伸びるくらい(どういう例え?)重要です。

 

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ご飯を食べにいくとすぐ写めるスタッフ(写真と本文は見ての通り何の関係もありません)

それで、普段の業務をしている中で、知らない単語、あるいは概念、手法というものが出てきた時、「これってどういう事なんだろう?」という事が起こります。今までですと、分からない事が出てきたら(ググれかす的な感じでまず自分で調べようね。それでも分からなかったら)遠慮無く聞いてね、という事でやってきました。

 

しかし、普段何かと皆さん忙しいですから、「なんとなくわかったけど、今一つピンとこないな。これってどういう事なんだろう」という事があっても、あっという間に日常の中で流れてしまう、という事が起こりえます。

 

既に分かっている人はいいのですが、未経験者内容については、もう少し当社としてこの点を改善し、スキルを早く身につけて欲しいなと思いまして、この度「デジファカレッジ」なるものを立ち上げることにしました。細部は今詰めていますが、これはエンジニアやデザイナーから見て「あ、これ知らないんだな」という事や、スタッフ自身が「これって何だろう?」という事を、エンジニアやプログラマがが業務時間内、あるいは18時以降(残業代をつける形で)30分~1時間程度の講習を行い、きめ細かく教える、というものです。

 

先日は若いスタッフから「田中さん、社内で良くCDNって言うじゃないですか。先日も○○の件でサーバエンジニアの山本さんが言ってましたが、その後ぐぐって見ても、いまいちCDNの概念についてよくわからなんですよね」というので「超簡単に言うと金払って乗る高速道路の事だよ」と、我ながら実に美味いことを言うなと悦に入っていましたが、「なるほど・・・」と何となくわかったような感じで会話が終わりました。

 

よく考えてみると、我々経験のあるギョウカイジンも、何となくわかっているけど、実はよく分かってない、という事は良くあります。初歩的な質問をされる、というのは、逆に言うと自分の知識を棚卸しして、不明瞭な点を明確にする良い機会でもあるわけです。

 

 

このデジファカレッジは参加は任意で強制ではありません。また出来るだけスタッフの間で自らネタ出しするなど、主体的に回してもらえるように配慮したいと思っています。スタッフのナレッジ向上を助け、定着向上を図りつつ、社内の活性化をはかっていきいと思っています。

 

 

 

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