一見無関係なものが結びつく瞬間-読書における「発掘」

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ビジネス雑感

弊社ではスタッフに「本屋に行け!」と良く言っており、またとても重視しています。今更私ごときが言うまでもなく、本は知恵や知識を身につける上での基本、大前提だからです。裏を返すと、「勉強しなさい」という意味ですね。

また、本屋に行く事によって、時代が見えて来る、というメリットがあります。どういう事かと言いますと、例えば新刊コーナーに行くと、時流的に旬の話題の本が数多く並んでいます。つまり、本屋の行くと、その時の世の中の流行をつかむ事が出来るのです。これは分野を問いませんし、雑誌コーナーでもかまいません。例えどんなポジションで働いていようとも、時流を把握しておくことはとても大事な事だと思います。

という私自身は、実はしばらく(2,3年)本屋にも行かない、新刊も買わない、不毛の時代がありました。仕事に追われていたためだったのですが、ある日、いろんな意味で過去の蓄積が「枯渇」している事に気付きました。

正確には本屋にいかない、というより、(クライアントをのぞく)外部からの刺激全般から遠ざかっていたのですが「これはまずい。過去の資産を食いつぶして暮らしているぞ」と焦りだし、今は正常の(?)生活に戻りつつあります(と言っても、昔買った本を読み直している事も多いのですが)。

そこでやっと本題なのですが、私は割りといろんな分野の本をつまみ食いならぬ、つまみ読みしているのですが(乱読タイプです)、そうすると不思議なことに、一見無関係と思われる本(当然著者も違います)の中に、同じような事が書かれているのをまま発見する事があります。

と言っても、文章をパクっているのを見つけた、というようなお話ではありません。表現は違うが、本質的には全く同じ事を言っている、あちらで書いてあることを、こちらで実践している、というような種類の「発見」です。

私はこういうのを見つけた瞬間、宝物を見つけたような、かなり得をした気分になります。気分的には「発見」というより「発掘」に近いかも知れません。また、そういう場合、そこで書かれている事は、得てして物事の本質をかなりついている様に思います。今後機会を見て、いくつかご紹介したいと思っています。

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