システム屋さんの飛び込み営業に学ぶ「精神」と「姿勢」

スポンサーリンク

先週、偶然なのですが、立て続けにシステム開発会社からの飛び込み営業を受けました。実はそういう営業は数年間に一度しかないので、ちょっとびっくりしてしまいました(ちなみにお問い合わせフォームからのネット経由では沢山来ます)。

名刺を見るとどちらもかなり有名なシステムインテグレーターで、JAVA開発が中心の派遣会社さんでした。IT業界も全般的には景気が良くない傾向にありますが、派遣系の会社さんは特に大変かも知れません。

弊社はこういう飛び込み営業は一切しません。「下手な鉄砲も」、というのが基本的な考えなので、体力のある大きな会社向きの戦術ですし、体力の限られている弊社には効率が悪すぎるためです。

ちなみにその昔、独立したばかりの頃、営業経験が無かったので「ためにしに練習もかねてやってみっか」と1週間で100本ノックならぬ100件飛び込み営業をやりました。が、かなりしんどいので、あかんわ、と3日でやめました(すいません、根性無くて・・・)。

(ちなみに1件目に飛び込んだ会社が、丁寧に応対して頂き、その後何回かのやりとりで、そこそこのサイズの案件が受注出来てしまったという恐るべき幸運でしたが・・・)

しかし、きちんと足を使って汗をかき、営業して回っている「姿勢」「精神」は、とても大事だなと思います。その「スピリッツ」の部分はきちんと見習うべきだな、といつも思っています。

サイトを構築する高い能力があるから、企業として生き残れる訳ではありません。そのような発想は良い物を作っていれば顧客はついてくる的な、前近代的なプロダクトアウトの発想です。今の時代はマーケットインではなければなりませんし、もしかすると、それすら時代遅れかも知れません。

市場や顧客との会話、コミュニケーションをきちんと取っているのか?そのために一生懸命汗をかき、「努力」を本当にしているのか?独りよがりの品質で仕事をしてないか?仕事は空から振ってくるモノだと自分は勘違いしてないか?

飛び込み営業してきた会社さんを見て、ある意味アナクロティックな作業の裏にある精神、姿勢の大切さを感じ、うちは全然ダメだ、もっとしっかりしなくては、との思いを新たにしました。よっしゃ、これから飛び込むぞ!←どこに汗?

コメント

タイトルとURLをコピーしました