根本治療か、対症療法か。

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人材育成においては、だめなところを伸ばそうとしても得てして徒労に終わることが多いです。ですが、だめすぎても困る、という事もあります。最低限のところがなんでもある。ところが、この最低限がどこか、というのが難しい。

だめといっても、単に怠慢、経験、訓練不足に過ぎない場合も結構多い。他方、本当にそこだめなんすよ、という場合もあります。一見すると、後者は救いがないように見えますが、実はそうでもない。

なぜななら本質的に何かがものすごく苦手、不得意です、という人の場合、得てしてそのバーターとして、とんでもなく別の点が秀でている場合が多いからです。これはこれである意味バランス取れています。

前者の場合は本人の絶対値的な能力というより、姿勢、考え方、価値観が本人自信を規定しているというか、決定的な影響を与えることが多いです。大部分の人はこちらの方です。私もどちらかというとこちらの人。

組織には多かれ少なかれ、こういうどちらかの傾向を片方、あるいは両方を、強弱で持った人が入り交じっています。という事を踏まえた上で、対応しないとなりません。

「不治の病」を直そうとすると、本人事態(の良さ)も死んでしまうことがある。根本治療ではなく、病と戦うのではなく、病とを生涯の友として、対症療法にて末永くつきあう、というのも、それはそれで幸せな選択肢の一つだといつも思っています。

と、病気持ちかつ若輩者の私が言うのもなんですが(汗)、いつも指導するとき、そんな事を考えています。

という点では、教えるつもりで教えられ、でだと思っています。


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