今までは自由じゃなかった?-VAIOの行く末

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昨日、日経の一面に新しく生まれ変わった、「VAIO株式会社」の一面ぶち抜き広告が出ていました。

 

そのコピーを見て、個人的にはそれを言っちゃあ・・・というような印象を受けました。何となく、読んでて全部裏目に出てしまってるような気がしたのです(私だけかなぁ。。。)。

  

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大体終わったとはそもそも私は微塵も思ってませんでしたし、「自由だ、変えよう」というのは、なんだか「そうか、今までソニーで自由じゃなかったんだ、やっぱり大企業病なんだろうな」という印象を受けました。

社員が240人というのも、なまじ事情を知らない人に、え、そういう状況なの?と自ら告知してしまってる感じです。そもそも社員が何人いようが、要は魅力的なプロダクトを作れればいいわけで、クリエイティビティと人数は関係がありません。頭数は多ければいいわけじゃないし、人数が多い=開発力に優れている、というのはいかにも大企業的な視点ではないかと感じました。

コピー全体として、何となく「これから逆転だ!」という感じでプロジェクトXやルーズベルト・ゲームみたいな印象を受けます。メーカーとして、強い意気込み、メッセージを出す、という意図なのかも知れませんが、買う側から見れた単に不安をあおるだけで、買ったわいいけど即サポート打ち切りとかならないのかな、と逆に買うのをためらってしまう人も出るのではないでしょうか。

意気込みを伝えるのが悪いという訳では勿論ありませんが、正直なところ、せっかく?大企業から身軽になったのですから、ベンチャーチックな、あるいはコンシューマー目線でのメッセージが欲しかったなとは思いました。

 

厳しい記事も出ています。

 

 

もしかしたらVAIOはレノボに買収されて、彼らのチャネルでよりワールドワイドに展開した方が、日本発の強固なブランドとして良かったのでは無いかなとも思います。

 

なにやら手厳しいを書きましたが、これも期待しているが故です。私はC1出たときすぐに買いましたし、大好きなブランドです。幸いな事に、今回リリースされた商品はかなり素敵な印象なので、今後ともこのブランドが続くように、是非とも頑張って欲しいと思います。


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