先日、星野リゾートの星野社長がこんな事をつぶやいていました(ちなみに私は大ファンで結構書籍買ってます)。
星野リゾートは、オンラインの旅行エージェントであるAGODAとは契約していないが、AGODAで予約した方が到着し、お部屋を確保できないケースが頻発している。先日もメンテナンス休館していたホテルにAGODA経由の予約者がいらした。AGODAのシステムには何らかの問題がある。https://t.co/zT6RMDNXi7
— 星野佳路 (@skier1960) June 23, 2025
もしかするとポータルサイトがグロウスする手法と関連があるかも知れない。実はうちがしばしば提案する手法なんだけど、ポータルサイトを立ち上げる際、ユーザーを集めるためには、コンテンツ(を提供する企業)を集める必要がある。
しかし当然だけど企業はアクセスがある所じゃ無いとコンテンツを提供してくれない。掲載料金がかかる場合は特に集まりにくい。いわゆる鶏と卵の関係だ。
この問題を解決する為に何をやるかと言うと公知のコンテンツ(企業データ)を買う、あるいはネットからかき集めてポータルサイトに掲載する方法がある。掲載に企業に許可を取るかどうかはグレー。勿論掲載料は取らない(数カ月後に有料化するケースが多い)。
弊社では必ず取得したリストの全企業に対してメールないしはお電話で許可を取るように強くお勧めしている。無料なのでほとんどの企業は依頼しても拒否しないしね。むしろ営業上のチャンネルが出来てかえって都合が良い。
こうする事によって、立ち上げたばかりのポータルサイトでもかなりの量のコンテンツを確保掲載する事が出来る。結果、Google からは覚えて愛でたくなり、訪問するユーザーも増える事になる。
恐らくAgodaは勝手に宿泊情報をネットで自動取得して許可なく掲載している可能性が高い。更に予約まで走らせてしまってるのだろう。かなり悪質な事例かも知れない。
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