NO IMAGEよりCOMING SOON-近づきすぎると見えないもの

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先日、サイト開発の状況をチェックしていたら、とある検索結果の一覧に、写真のサムネイルが入るページがありました。サイト運営者の都合上、写真はある場合もあるし、無い場合もあります。それで処理を見ると、写真が無い場合、そのスペースのところにアテで「NO IMAGE」とサムネイルが入れてありました。

Noimage

写真が無いのは誰でもわかっている事です。つまり、ここで書くべきなのは「NO IMAGE」ではなく、もっと前向きなメッセージ、つまり、「COMING SOON」です。

Coms

これを担当したデザイナは優秀なスタッフなのですが、一生懸命サイトを作っていると、しばしばあまりに接近してしまうが故に、なかなか使い手として気づかない点が出てきます。それを指摘してあげるのがディレクター(うちではアカウントと呼ばれているのですが)のお仕事だと思います。

小さな表現の違いですが、そういうチームワーク、細部にこそ神は宿ります。

勿論ルール化する事も大事です。しかし、本質的なところで、そういう使い手への配慮、ホスピタリティを持ち合わせていることが何よりも大事かと思います。原則がぶれていなければ、おのずと導かれる共通の結論があるはずです。こういうところに気をつけながら、仕事をするようにしています。

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