「損して得取れ」たのか、ただの間抜けか-Squareとスタバに見るビジネスの本質とは

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以前当ブログでも書かせて頂いた、モバイルデバイスを使ったクレジットカード代行決済会社であるSquare(スクエア)ですが、そのサービスの導入企業であるスタバとの契約が間もなく終了します。

以前書いた記事;


いわゆるベンチャー企業であるSquare(スクエア)が、リアルビジネスの雄、スターバックスへの導入に成功したことによって、スクエアはその企業価値を高め、対外的な信用を高める事に成功しました。

簡単に言うと「スタバ使ってるなら安心だよね!じゃあうちのお店でも使おう」という事です。

しかし、そのあとSquare(スクエア)はIPOのために提出した目論見書の中で、この取引が実は赤字である事が判明しました。

直近の決算で言うと、円換算でSquare(スクエア)がクレジットカード会社に払った手数料は180億円、それに対して、スタバから得た手数料は150億円。つまり完全に逆ざやだったワケです。

これだけみると、「Square(スクエア)、アホちゃうか」というお話になるワケですが、他方、Square(スクエア)の売上や祖利益率を見ると、スタバとの契約後、大きく増えていたようです。

昔からの格言にビジネスは「損して得取れ」という言葉があります。

弊社も少なからずこれを実践してきた経験があります。目先の利益をきっちり追うことも大事ですが、自社のビジネスを俯瞰して、損して得取れで行くべき時があります。

勿論最後の結果は神のみぞ知る、ですが、ビジネスはいろんな確度から多面的に判断する事が重要で、そのためには何よりも普段から、凝り固まらない「柔軟な精神」をいかに維持しているかがキモのように思います。


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