ホームページ・Web制作業界におけるモンスターカスタマーに関する一考察。本当に悪いのは誰か?

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ホームページ・Web制作業界におけるモンスターカスタマーに関する一考察ー本当に悪いのは誰か? Web屋の経営

お客様がめちゃくちゃわがままで、言う事を聞いてくれないので結局出来たホームページ・Webデザインがひどい出来になった、と文句を言う制作会社は多い。大体そういう時に良くあるのが「お客様の要望に振り回されてしまった。結果ひどいWebデザインになった」という制作者サイドの愚痴だ。

確かに気持ちは分からないでもない。実際個人的な感想でも、ものすごい細部の注文が多いお客様のWebデザインは結果的にリリースされたものを見た時、しばしば「ん?」という事になる事は多い。
誤解を恐れずに言えば、大前提としてお客様のご要望ありきなのは当然として、それを踏まえて制作する、そしてきちんとお任せ頂いた方が良い仕上がりになる事が多いのは事実だと感じる。多くの業界陣にご納得頂ける話ではないかと思う。
しかし他方、そういうモンスターにさせてしまったのは誰なのか、という反省も必要なケースもあるはずだ。請負契約(お客様が言われたものを作る)だからと、言われるままに何のポリシーもプライドもなく修正を重ねればそりゃ勘違いさせて「化け物」に育つのは当然である。
また更に誤解を恐れずに言えば、広告代理店経由のお仕事でこういう事例が多いように思う。代理店の営業が完全無欠の御用聞きになってしまっている事によって、お客様が「育って」しまった訳だ。これは昔からある問題である。
なんでうちがこの話が出来るのかと言うと簡単で、うちは広告代理店経由のお仕事が一件もないかららである(あ、お仕事マジお待ちしてます!!)。別に取引しないなんて不遜な事は一切ないのだが、創業してから25年間ほぼ何故かお取引がない。不思議だ。こう見えて結構言うこと聞く会社なんですけど。お仕事ガチお待ちしています。
結局の所、言われたとおりに作る事がお客様の利益では断じてない。お客様もそれを望んではいないし、ホームページ・ Web制作会は時にお客様の利益のために、お客様と戦う気持ちが大事です。全てはお客様の利益のために。
(しかし分はわきまえる必要が当然ある。さじ加減が大事)

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