意見が少しくらい生煮えでもまずは「体外」に出して「客体化」するという効能。

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ビジネス雑感

実は今まで内緒にしていた、という訳でもないのですが、ブログでエントリを公開した後、しばしば細かく内容を書き直す事がままああります。一度エントリを読んだ方は同じものを何度も読み返さないでしょうから、恐らくほとんどの方は気づいていないかと思います。

修正する点としては趣旨はほとんど変わらないのですが、オチをつけたりはずしたり、文章の流れが悪いなと思ったときに手を入れるようにしています。

どうしてそうするかというと、これには二つ理由があります。一つは限られた時間の中で更新していかないとならないため、まずは公開する、というスピードを優先したい、そうじゃないといつまでも公開できない、という事が上げられます。

そしてもう一つの理由は、いくら考えても、文章の推敲がうまく行かない時は一度えいや、っと「体外」に出してしまう方が、私の場合はうまく行くことが多いように思うからです。つまり、あれこれどうしようと悩むより、まあ、まずはこのへんかな、というところで、一度エイヤと外部に公開してしまう。「体外」に出してしまう事によって、そのエントリをより「客体化」出来、「あれ、なんかこれはヘンだな」と言うことがよりはっきりと認識出来るような気がするのです。

しかし、これはよく考えると、日常の仕事の中でもしばしばこういう事をしています。例えばスタッフに考えを説明するとき、実はスタッフに解答を期待しているのはなく、スタッフに説明することによって、自分の考えを「体外」に一度出してしまい、それを自ら「客体化」し、認識する事によって「あれ、なんかヘンだな」と、つまり思考を整理するために、スタッフに説明をする訳です。自分一人で考えているより、この方がより早く、適切な考えをまとめられるように思うのですが、皆さんもそういう事ってありませんか?

ま、私の場合は体内だろうが体外だろうあまり思考の質は変わらないって話しもありますが・・・汗 気に入ったら押してやってください→にほんブログ村 ベンチャーブログ ベンチャー社長へ

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