PHPからPythonへーPerlの歴史は繰り返すか?

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その昔、Webアプリケーションの開発と言えばPerlだった(しかなかった)。しかし、Perlの問題のひとつにhtmlファイルをスクリプトの中にインクルードしてしまう、というのがあった。これのおかげでプログラマーとデザイナの仕事の分離が面倒だった。そこにPHPが登場。うちもすかさずそちらに乗り換えた。当初、基幹系のエンジニアから見ると「何これプログラム言語じゃないやん草」とののしられつつ、今やWebアプリケーションと言えばPHPという市場シェアになった。
しかし、歴史は繰り返す。
昨今Pythonがキテいるようだ。PythonはイメージとしてはAIやディープラーニングで使う言語というイメージが個人的には非常に強いのだけど、よく見渡してみると、確かにWebアプリケーションの開発において、PHPに置き換わる可能性は結構高いかも知れない。ただし、当然だが今はPHPほど使えるプログラマはいないし、コストもやや高い傾向がある。人材の裾野が(相対的に)狭いというのは安定した開発という点で若干のリスクではある。
しかし、5年後PHPももしかしてPerlと同じような運命になっている可能性はゼロとは言えない。個人的にはこれだけ(短期間ではなく)長期間に渡って市場シェアを取ってしまうと、そうカンタンには廃れないとは思っている。しかし、この業界での5年は他の業界で35年後である。そんなの誰も分かるはずがない。
うちの場合は戦略的に、というより、現場最適(直訳すると目先延髄反射)という観点で結果的にPythonでの実装が増えている現状があり、結果的に布石と言えば言えなくもないですが、結果的にたまたまそうなっているというところで、今後どうしたものかなとは思っています。結果が出るのは35年後です。もしかすると数年で出るかも知れません。結局突き詰めてしまったモノ勝ちかも。

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