七万四千円の教訓

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ビジネス雑感

若い人はよく見て学んで欲しい。経営者でも会社員でも、長くやっていると自分の意思とは無関係に「やばい橋」に遭遇することが1度や2度はあります。特に重要なポジションに着くと、益々その確率は上がります。その時、どうリスクヘッジするのかが重要になってきます。

  • 首相長男らの接待、内閣広報官も受ける 単価は7万4千円(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
    同省の報告によると、山田氏は総務審議官だった2019年11月6日夜に東京都港区内で、東北新社の首相長男を含む4人から接待を受けた。費用は東北新社が負担した。同省は「職歴上、国家公務員倫理法上の利害関係者に該当していた可能性が高い」と報告した。同省はさらに「国家公務員倫理規程に違反する疑いがある会食は、12人、のべ38件」とも報告した。理事会後、同委与党筆頭理事の後藤茂之氏(自民)は記者団に「大変に遺憾なことであると、強く思っている」と語った。総務省は衆院予算委員会理事会で、山田真貴子・内閣広報官が総務審議官だった2019年11月6日夜に「東北新社」から接待を受けた際、「飲食単価」が7万4203円だったことも報告した。タクシー券や土産物はなかったという。

断って相手を怒らせてはまずい。しかし相手の誘いに乗るのもかなりマズい。相手がまともなら良いが、道理が通じない相手だと益々マズい。。前門の虎後門の狼というやつです。このニュースもまさに社会の勉強そのもの。

しつこく飯に誘って来る愚息はどっからどう見ても利害関係者で法律違反です。しかし上司も同僚も行ってるらしい。そしてしつこい愚息のパパさんはソーリでよりによってうちの官庁に強い影響力がある。人事は官邸主導なので万が一、愚息の機嫌を損ねると出世に響く可能性がある。一緒に住んでるんだろうか?親子の仲良いのかな。話に乗ってメシに行ったら、果たして割り勘にしてくれるだろうか?又そこで仕事の話が出ないように上手くかわせるだろうか?。出てしまったらなんと答えるのが安全だろう?もしかして愚息もその辺はわきまえてヤバい話は一切出ずに個人的に仲良くなれたら憶えめでたくなれる可能性もあるだろうか?万が一マスコミにバレたらキャリアが終わる可能性があるがすなると国会であの伝家の名刀「記憶にございません」を私も抜くしかないのだろうか?その時組織は果たして自分を守ってくれるだろうか・・?

ハテナだらけです。あなたならどうします?しかし、このニュース見たら益々若い優秀な人は官僚目指さないか。。「全然貧乏くじ職場だもんな。記憶に無いってカッコ悪っ!死ぬほど残業多いし上司(政治家)はバカばかりだしな」って思ってる若者多いかもなぁ。そりゃマッキンゼーいくよね。ダメだこりゃ。と言いたくなりますが、とにかく政治家も官僚の皆さんもしっかりして欲しいです。

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