「リーンスタートアップの通りにやって新規事業を立ち上げました」とその担当者は言った

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先日、出張先でとある同業系の企業にお伺いした時、ご担当者の方から新規に立ち上げた事業、サービスについてご説明をして頂きました。

そのサービスがなかなかのツボを押さえているなぁと思ったので(私は滅多に思わないのですが)、一体このアイデアはどこで思いつかれたのですか?とお聞きしたところ、

「いや、実は新規事業を立ち上げる、というミッションを受けたので、そこで実はリーンスタートアップの本の事を思い出しまして、その通りに、まずは既存の企業のところを徹底的に回りました。そこでいろんな声を聞いて、この形に仕上げたんです」

との事で、思わずうなってしまいました。

実は私はまだこの本を読んでいません。コンセプトだけちらっとレビューで聞いた程度です。読もう読もうと思ってそのままになってしまっていますが、是非読みたいと思っている一冊です。

このご担当者の方のお話を聞いて、生意気かも知れませんが、ちゃんと基本を踏まえ得て、しっかりやってらっしゃるなぁ・・・と思わず関心してしまいました。


それと東京に行ったとき、しばしば思うのは、皆さん基本的に実に良く勉強されている、という事です。

先日お会いしたとある会社の社長さんは「オムニチャネル」の事をとつとつと語っていました。

私もクライアントの説明、御提案でオムニチャネルの事は最近しばしば使うのですが、やはりちょっとした旬のワードを使っていると-何でも使えばいいというものでもありませんが-あ、わかってるな、というか、問題意識をしっかり持って取り組んでいる、意識の高い人なんだな、という事がわかります。

そういう人と出会うと、私としても励みになりますし、とても嬉しくなってしまいます。仕事をしていて良かったなと思う嬉しい瞬間です。


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